在宅で毎月80万円以上の、在宅シングルマザーあいです。
クリスマスは毎年家族で過ごす。
両親をタワーマンションに呼び今年も過ごせた。
ケーキにディナー。
今年もいいクリスマスになった。
タワーマンションの広いリビングに大きなクリスマスツリーを飾っている。
人と同じぐらいの大きさ。
広い部屋には大きなツリーがよく似合う。
このツリーに飾り付けをするのも毎年楽しみだ。
この飾りはどこに付けるか。
話をしながら飾り付けをする。
そして毎年ツリーの側で写真を撮る。
毎年子供の成長がわかる写真にしている。
お金が無かった昔。
クリスマスが嫌いだった。
離婚をしてシングルマザーになってお金が無くて。
赤ちゃんだった子供を抱っこして泣いていた。
世間はクリスマスムード一色。
街を歩く人は皆楽しそうな顔をしている。
私はその時派遣で働いていた。
派遣の帰りに子供を保育園に迎えに行って寒い中抱っこして帰宅する毎日。
保育園の荷物を持つ手が寒さでかじかむ。
子供の顔を見ながら涙がとまらなかった。
クリスマスをしてあげられなくてごめんねと。
借金と生活費の支払いだけで精一杯。
子供の物を買ったらお金は残らない。
私の物なんて当然買えない。
クリスマスの物なんて買える訳が無い。
虚しくて惨めで。
苦しくて。
なんでこんな生活をしてるんだろうと。
心が崩れ落ちそうになっていた。
子供が赤ちゃんの頃はまだいい。
クリスマスを知らないから。
しかし子供が大きくなった時どうすればいいのか。
クリスマスが出来ないなんてかわいそう過ぎる。
子供に申し訳ない気持ちになった。
私が母親になってしまってごめんねと。
子供は私を選んできてくれたのに。
だから幸せにしたいと。
心から思った。
子供のの為に人生で初めてがむしゃらに頑張った。
泥沼のような生活から抜け出したいと。
何とかしたいと。
子供を幸せにしたいと。
おかげで今の生活がある。
お金に余裕がある生活。
お金に余裕が出来たら時間に余裕が出来た。
そのおかげで家族と過ごせる時間がある。
クリスマスを家族で楽しめる。
両親と子供と過ごすクリスマス。
最高だ。
お金が無くて苦しかった頃がある。
だから今の生活がありがたい。
今年も家族と過ごせてよかった。
贅沢でありがたいクリスマスに感謝。