在宅で毎月80万円以上の、在宅シングルマザーあいです。
寝るまでの時間に読書をする事が多い。
温かいココアを入れてリビングで読書。
子供も本を持ってきた。
一緒に読もうと。
子供とココアを飲みながら読書をする時間。
部屋の明かりを少し落としアロマキャンドルを焚く。
炎の揺らめきを感じながらほのかに香るアロマの香りに包まれる。
いい時間だ。
本を読み終えた後子供に話かける。
どんな本を読んだのかと。
子供は嬉しそうに話をしてくれる。
本のあらすじから読んだ感想。
次に読みたい本。
なぜこの本を読もうと思ったのかと。
子供は話をするのが好きだ。
そして私は子供の話を聞くのが好きだ。
表情をコロコロ変えながら楽しそうに話す子供の姿が愛らしい。
うなずきながら聞いていた。
そして話は盛り上がる。
ココアの次は自家製ホットレモン。
ホットレモンを片手に子供と話をする時間はいい。
お金が無かった昔。
ゆったり過ごす時間なんてなかった。
朝から深夜まで働き詰め。
それでもお金がなかった。
シングルマザーだから仕方が無いと。
いつも自分に言い聞かせていた。
お金が無いから働くのは当然。
食べれないのも当然と。
借金と生活費の支払いでお金はいっぱいいっぱい。
そして子供の物を購入したらお金は残らない。
光熱費の支払いは二ヶ月に一回。
それぐらいギリギリの生活だった。
苦しくて惨めで。
しんどくて辛くて。
それでもシングルマザーだからしょうがないと。
心のどこかで諦めていた。
考えたくてもそれどころじゃない。
今日のお金が無い。
今月の支払いが出来るかどうかわからない。
しかしある日ふと思った。
こんな生活のまま子供が大きくなったら。
この子はどんな生活を送るのだろうかと。
不幸な生活しか想像できなかった。
食べたいものが食べれない。
狭く汚い家に住んで。
やりたい事も出来ない生活。
子供に惨めな思いはさせたくない。
私だけで十分だ。
子供が大きくなる前になんとかしたいと。
この泥沼のような生活から抜け出したいと。
人性で初めてがむしゃらに頑張った。
生活を変えたい。
子供を幸せにしたい。
そのおかげで今の生活がある。
お金に余裕が出来たら時間に余裕が出来た。
そして好きな読書が出来るようになった。
一日中働いていた生活から読書が出来る時間が作れた。
そして今子供と読書を楽しんでいる。
お金がある生活ができてよかった。
子供と一緒に読書を楽しめる。
贅沢な生活に感謝。